映画『バックルームズ』が興収8億円を突破し、今年公開されたホラー映画としてNo.1のヒットを記録している。

本作は公開24日間で観客動員55万1391人、興行収入7億9997万8780円を記録。この時点で8億円目前まで数字を積み上げており、その後大台を突破した。公開から3週間以上が経過しても高い稼働を維持し、息の長い興行を続けている。(興行通信調べ)
独立系配給による洋画作品としても、『Michael/マイケル』『オデュッセイア』に次ぐヒット記録に。さらにA24作品としては、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の7.0億円、『ミッドサマー』の7.3億円をすでに上回っており、国内最高ヒットとなっている『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の8.5億円超えも視野に入ってきた。
今回のヒットで特に注目したいのが若年層からの支持だ。インターネット発のホラーコンテンツという出自もありZ世代との親和性が高く、20〜30代の観客も多く動員。近年、若年層の洋画離れが目立つなかで、若い世代をここまで映画館へ呼び込んでいる点は非常に大きい。

また、昨年大ヒットした『8番出口』と同様に、日常に紛れ込む異常空間や不穏な世界観を前面に押し出したテイストも、観客に受け入れられた一因と考えられる。近年はSNSやインターネットカルチャーから人気が広がったインディーズ発の作品が映画でも存在感を強めており、『バックルームズ』もその流れを象徴する一本となっている。
ホラー映画No.1のヒットに加え、A24作品としても国内トップ級の数字まで浮上した『バックルームズ』。若年層を中心に支持を広げながら、国内興収8.5億円超え、そしてその先までどこまで数字を伸ばせるか注目される。
