吉岡里帆、奈緒がダブル主演を務める映画『シャドウワーク』が9月25日に全国186館で公開され、初日から3日間で観客動員2万438人、興行収入3064万2120円をあげ、まずまずのスタートを切っている。(興行通信調べ)

本作は、第66回江戸川乱歩賞を受賞した佐野広実の同名小説を映画化したクライムサスペンス。配偶者や親から暴力を受けた女性たちが身を寄せるシェルター「おうち」を舞台に、一見穏やかな日常の裏側で行われている“あること”をめぐり、善悪だけでは割り切れない社会の歪みを描いていく。
夫の暴力から逃れて「おうち」にたどり着く主人公・紀子を吉岡里帆、ある事件を追う刑事・薫を奈緒が演じる。共演には風吹ジュン、美保純、酒井若菜、ファーストサマーウイカ、佐月絵美、北村匠海、原嘉孝、清水尚弥らが名を連ねる。監督・脚本は『君は永遠にそいつらより若い』の吉野竜平が務めた。
主題歌は、劇場アニメ『ルックバック』の音楽も手がけたharuka nakamuraが作詞・作曲し、Meadowが歌う「tiny end」。吉岡が監督から相談を受けてharuka nakamuraを提案したことから起用につながったという。傷を抱えながら生きる登場人物たちに寄り添う楽曲として、作品の余韻を深めている。
全国186館での公開規模を考えれば、初週興収3000万円台はまずまずの出足。社会性の強い題材と実力派キャストをそろえた作品だけに、今後は口コミを通じてどこまで広がりを見せるか注目される。
