鈴鹿央士主演の映画『藁にもすがる獣たち』が9月25日に公開され、初日から3日間で観客動員1万7672人、興行収入2513万7470円を記録した。(興行通信調べ)
東映配給で全国316スクリーンという大規模な上映体制が組まれたものの、初週末興収は3000万円にすら届かず。今年公開された全国300館規模の作品の中でも、最低となるスタートを切った。

今年5月に公開された松竹配給『ミステリー・アリーナ』も300館規模で封切られ、公開3日間で動員3万1532人、興収4413万2320円とかなり厳しいスタートを切っていたが、本作の初動はその約半分程度。上映規模を考慮すると、客足の鈍さがより目立つ結果となっている。
本作は、曽根圭介の同名小説を映画化したクライムサスペンス。チャンネル登録者数わずか2桁の大学生YouTuber・佐藤寛治が、アルバイト先のネットカフェで1億円もの札束が入ったボストンバッグを発見したことから、欲望にまみれた人々による大金の争奪戦へと巻き込まれていく。
監督は『悪い夏』の城定秀夫、脚本は『岸辺露伴は動かない』シリーズなどの小林靖子。鈴鹿央士をはじめ、成宮寛貴、森七菜らが出演する。

一方で、鑑賞者からの反応そのものは比較的良好。主要レビューサイトでは3.6前後の評価を獲得し、森七菜や青木マッチョら個性的なキャラクターへの好意的な声も見られる。
大規模公開に対して初動はかなり低調となっただけに、今後は口コミによってどこまで巻き返せるかが焦点となりそうだ。
