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『映画ちいかわ』異例のヒット 2026年最高ヒットも射程圏内?

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大ヒット公開中の『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が、公開20日間で興行収入80.7億円、観客動員563万人を突破した。

7月24日の公開からわずか3週間足らずで80億円の大台に到達。2026年の年間興行収入ランキングでは『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』を抜き、早くも4位へ浮上している。さらに公開4週目に突入した現在も勢いは衰えず、お盆シーズンの本格化によって平日の動員も急上昇。80.7億円突破後も先週比200%近い高水準で推移しており、100億円突破はいよいよ秒読み段階に入った。

©ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会

22.4億円から驚異的な粘り 『コナン』との差を急速に縮める

公開3日間の興収は22.40億円。国内歴代オープニング興収では9位に入る数字で、『アナと雪の女王2』の19.40億円、『ズートピア2』の18.91億円、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の18.43億円などを上回る、十分すぎるほどの大型スタートだった。

それでも驚かされるのが、その後の粘りだ。

『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』は公開3日間で35.02億円を記録しており、『ちいかわ』とは初動だけで約12.6億円もの差があった。

しかし、『コナン』が公開17日間で79.9億円だったのに対し、『ちいかわ』は20日間で80.7億円。公開日数に3日の差はあるものの、初動で大きく先行していた『コナン』との差を80億円付近までに大きく縮めてきた。もちろん、『コナン』はこの時点からゴールデンウィークを控えており、その後さらに大きく数字を伸ばしている。一方、『ちいかわ』も現在はお盆シーズンの真っただ中。ここから両作品がどこまで接戦となるのか注目したいところだ。

第2弾特典で再加速 100億円は通過点に?

その勢いをさらに押し上げたのが、8月8日から配布された第2弾入場者特典「ボンボンドロップシール」。公開3週目の週末3日間では興収16億9900万円を記録し、前週比158%まで急上昇。通常なら数字が落ち着き始める時期に、逆に大きな再加速を見せた。

©ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会

さらに現在はお盆需要も重なり、公開4週目でも高い集客力を維持。今後さらなる入場者特典が投入されれば、再び大きなブーストが生まれる可能性もありそうだ。ここまでの推移を見る限り、100億円はもはや最終目標ではなく、通過点となる可能性が高い。

個人的には、現在の勢いなら最終150億円以上も十分狙えると予想している。まずは136.8億円の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』。そしてその先には、157.1億円で年間首位に立つ『ズートピア2』が控えている。

お盆期間でどこまで数字を積み上げられるか、さらに今後の入場者特典で再加速できるか。この2点次第では、『ズートピア2』を上回り2026年No.1興収に立つ展開も十分考えられそうだ。そして、さらに強い推移が続くようであれば、200億円という数字も完全には否定できない。現段階ではかなり高いハードルではあるものの、公開4週目に入ってなお勢いを増しているだけに、本作の最終地点はまだ見えていない。

まずは目前の100億円。その先で『コナン』『ズートピア2』を捉え、どこまで記録を伸ばすのか。『ちいかわ』の快進撃は、ここからがさらに面白くなりそうだ。

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