『トランスフォーマー』シリーズでオプティマス・プライムの声を長年務めた声優ピーター・カレンさんが死去した。85歳だった。代理人が死去を認め、カレンさんはロサンゼルスの自宅で家族に見守られながら息を引き取ったという。
カレンさんは1980年代のアニメシリーズ『トランスフォーマー』で、オートボットのリーダーであるオプティマス・プライムを演じ、その威厳と温かみを兼ね備えた声でキャラクターを象徴する存在となった。その後もアニメ、映画、ゲームなど数多くの『トランスフォーマー』作品で同役を担当し、長年にわたり世界中のファンから親しまれてきた。
また、『くまのプーさん』シリーズでは、物静かで憂鬱なロバのキャラクター・イーヨーの声も複数作品で担当。オプティマス・プライムとは大きく異なる役柄でも印象を残すなど、多彩な声の演技で数百に及ぶ作品に携わった。
家族は声明で、カレンさんが「愛情深い家族に囲まれ、世界中の多くの友人や無数のファンの心に抱かれながら」亡くなったと説明。その功績を称えるとともに、思いやりや誠実さをもって人々を導いた人物だったと振り返っている。
40年以上にわたってオプティマス・プライムに命を吹き込み、「トランスフォーマー」という世界的シリーズを声の面から支え続けたピーター・カレンさん。その唯一無二の声は、これからも数々の作品とともに受け継がれていく。
