Appleは9月10日、「Apple Event」を開催し、「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」、そしてiPhone初の折りたたみモデル「iPhone Duo」を発表した。
一方、従来通りであれば登場する無印「iPhone 18」は今回発表されず。「iPhone 17e」「iPhone 17」「iPhone Air」など既存モデルの販売を継続しながら、一部機種では国内価格の値上げも実施されている。
iPhone Duo
今回最大の注目となったのが、Apple初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」。
閉じれば通常のiPhoneに近いサイズで使え、開くとiPhone史上最大のディスプレイが現れる。本のように軽く折った状態や、テーブル上に立てた状態など、複数のスタイルで利用できる。

UIも折りたたみ専用に設計され、端末の角度に応じて文字や画像、操作ボタンを自動的に再配置。大画面では2つのアプリを並べるスプリットビューや、動画を表示しながら別のアプリを操作するマルチタスクにも対応する。
A20 Proを搭載し、Apple Pencilにも対応。認証にはTouch IDを採用する。
価格一覧
256GB:36万4800円
512GB:39万9800円
1TB:46万9800円
2TB:57万4800円
10月16日予約開始、10月23日発売予定。
iPhone 18 Pro
「iPhone 18 Pro」は最新の2nmプロセスで製造されたA20 Proを搭載。GPU性能やメモリ帯域幅を強化したほか、ベイパーチャンバーを大型化し、高負荷時の持続性能も向上した。
カメラには4800万画素Fusionメインカメラを採用し、新たに可変絞りへ対応。動画撮影ではシャッタースピードやホワイトバランスなどを細かく変更できる「Pro Controls」も強化されている。
eSIMモデルでは最大36時間の動画再生に対応し、対応充電器を使用すれば15分で最大50%まで充電可能。
価格一覧
256GB:21万9800円
512GB:25万4800円
1TB:32万4800円
2TB:42万9800円
iPhone 18 Pro Max
基本性能はProと共通で、A20 Proや可変絞り対応の4800万画素カメラを搭載。
より大型の本体を生かしてバッテリー性能を強化し、eSIMモデルでは最大45時間の動画再生に対応する。5分間の充電で約6時間の動画再生が可能としている。
価格一覧
256GB:23万9800円
512GB:27万4800円
1TB:34万4800円
2TB:44万9800円
Pro、Pro Maxともに9月12日予約開始、9月18日発売となる。
既存iPhoneも価格改定
新モデルの発表にあわせ、既存iPhoneの国内価格も一部改定された。
「iPhone 16」128GBは12万4800円から13万9800円、「iPhone 17e」256GBは10万7800円から12万4800円、「iPhone 17」256GBは14万2800円から15万9800円へ値上げ。「iPhone Air」も256GBが18万9800円、512GBが22万4800円となり、1TBモデルは24万7800円から29万4800円へ大幅に上昇した。
無印「iPhone 18」が今回発表されなかったこともあり、「iPhone 17e」「iPhone 17」「iPhone Air」などは引き続きラインナップに残る形となる。
Siri AIやiOS 27も進化
「iPhone 18 Pro」シリーズではiOS 27を搭載。Apple Intelligenceを基盤とする「Siri AI」は、メッセージやメール、写真など端末内の情報を横断して理解できるようになる。
カメラに映ったものについて質問したり、写真に含まれる予定をカレンダーへ追加したりする機能も追加。まず英語向けに展開され、10月には日本語を含む16言語への対応が予定されている。
今回のApple Eventでは、Proシリーズの大幅強化に加えて、初の折りたたみ「iPhone Duo」が登場。一方で無印「iPhone 18」は見送られ、既存モデルの継続販売と値上げも行われるなど、例年以上にiPhoneのラインナップが大きく変化した。
