現在放送中のTBS系日曜劇場『VIVANT』シーズン2をめぐり、放送終了後、その物語を劇場へつなげる構想が浮上している。
一部報道では、12月4日の全国劇場公開に向けて調整が進められているという。現時点でTBSから正式発表は行われていないものの、実現すれば『VIVANT』はテレビドラマの枠を飛び出し、シーズン2から間を置かずにスクリーンへ舞台を移すことになる。
現在のシーズン2は2クールにわたる長期放送を展開中。今後はアジア大会の中継に伴って3週間の放送休止が見込まれており、その後11月までの放送となると全14話程度と2クール作品としては異例の短さになる見込みに。そして、その直後に控えているとされるのが劇場公開だ。
つまり今回報じられた計画は、単なる人気ドラマの映画化というより、約半年にわたってテレビで描かれてきたシーズン2から、その熱量を保ったまま劇場版へ突入する大型プロジェクトになる可能性がある。
『VIVANT』は現在も高い人気を維持している。
第11話 18.8%
第12話 16.4%
第13話 15.1%
第14話 16.6%
第15話 15.2%
テレビ離れが進む現在としては非常に高い水準で推移しているほか、TVerでも記録的な再生回数を記録。シーズン1に続き、シーズン2も大きな注目を集めている。
異例の制作規模、その先を映画館で描く?
『VIVANT』は海外での大規模ロケや豪華キャストなど、テレビドラマの常識を超えたスケールも大きな特徴。制作費は1話あたり1億円規模ともいわれ、日本の民放ドラマとしては異例の大型作品となっている。
視聴率や配信成績は好調な一方、これだけの制作規模ゆえに収益面では厳しく、制作費は赤字とも伝えられてきた。
そうした背景を考えると、テレビ放送だけで完結させず、シーズン2の先を劇場で描き、興行収入という新たな収益につなげる展開は非常に興味深い。
テレビで築き上げた巨大な視聴者層をそのまま映画館へ呼び込むことができれば、興行収入でも大きな記録を狙える可能性がある。
また、劇場公開となれば気になるのが製作体制だ。これまでTBSを中心に展開されてきた『VIVANT』に、映画配給会社や製作委員会など新たなプレイヤーが加わるのかも注目したい。
